令和2年5月 悠久の大義

  • 投稿日:2020年 4月28日


薫風の候

皆様方におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。







毎年三月に

開催予定の、小学生参加のバレーボール大会「サン・リフォームカップ」や児童養護施設共楽養育園の子どもたちとのお花見会、協賛している岩国の「くすのき花火大会」等、スポーツ大会や地域の催事のそのほとんどが新型コロナ感染の影響で中止となりました。そして、その影響は計り知れず、5月に開催していたショールームオープン祭までも中止せざるを得ない状況となってしまいました。楽しみにされておられた方には大変申し訳なく...心が痛む毎日を過ごしている次第です。

『無常こそ常である』

世の中常なるものは何もないのです。『日常が常である』と思っている我々ですが実は常なるものは何も無いのです。
 戦後最大の困難や世界の危機ともいえる新型コロナウィルス問題に直面した今、私の中で逡巡をめぐらしている言葉です。
 日々の報道を見て刻々と迫りくる、目に見えないウィルスに恐怖を感じておられる方は大変多いと思います。この原稿を書いている今日の日付は4月3日でありますが、都市圏を中心に感染者が増え、非常事態宣言が出てもおかしくない状態になりつつあります。安倍首相や各都道府県知事の要請の下、強制力が無いにもかかわらず、日本人の倫理観、道徳心の高さ故に、各々が自制の精神で行動することにより、欧米や中国の様な爆発的感染に至らずなんとか抑え込むことが出来ているのだと思います。
 短期間での『終息』は不可能であると言われています。されど人類の叡智の結集と人々の道徳心、利他の精神で『収束』に向かう様、個々人の行動規範にかかっているのだと思います。
 『耐え難きを耐え忍び難きを忍び』の精神で耐え忍び、この困難を克服していきましょう。
 『おもしろきこともなき世をおもしろく、すみなすものは心なりけり』
上の句・高杉晋作
下の句・野村望東尼

『ありがとう』が皆様のお手元に届くころには、少しでもコロナウィルスが収束に向かっていることを心より願います。  祈り




生きる喜び、希望、勇気、力を与えてくれる言葉を記した一冊
中村社長推奨本
十万人が愛した言葉」致知出版社

雨の日には雨の日の
悲しみの日には悲しみをとおさないと見えてこない
喜びにであわせてもらおう
そして
喜びの種をまこう
喜びの花を咲かせよう
ご縁のあるところ いっぱいに... 教育者 東井義雄

「日本のペスタロッチー」と称された教育者・東井義雄氏。
常に子供の側にある教育を目指し、生きることの素晴らしさ、命の尊さ、素晴らしさを説き続けた氏ならではの含蓄溢れる言葉です。


一隅を照らすもので私はありたい
私の受け持つ一隅が
どんなに小さいみじめな はかないものであっても
悪びれず ひるまず
いつもほのかに 
照らして行きたい  元住友本社常務理事 田中良雄

住友電工中興の英主と讃えられる田中良雄氏。
終戦後の困難な時代、この言葉は住友電工の精神ともなっていきました。
その立場においてなくてはならぬ人、小さくとも光る人になりたいものです。


逆境はつねにいつでも自分の敵ではない。
ときには恩師となって人生に尊いものを
教えてくれることがある。
心の親となって自分の本質を守り育ててくれる。
不幸、病気、逆境は
大成する人格を育てる落ち葉である。   常岡一郎

青年時代に肺結核を患い、以来闘病生活でひたすら自らの心魂を練り上げること15年にして病を克服。
常人には想像し難い苦しみを経て発せられたその言葉には、人の心を覚醒させる力があります。


暗いところばかり見つめている人間は、
暗い運命を招き寄せることになるし、
いつも明るく明るくと考えている人間は
おそらく運命からも愛され、
明るく幸せな人生を送ることができるだろう
        住友生命保険元名誉会長 新井正明

住友生命中興の祖と呼ばれる新井正明氏。
戦地で片脚を失い、26歳で隻脚の身となりますが、古典の教えを指針に自らの運命を切り拓きました。
その氏の言葉であるだけに一層重みがあります。



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